6月14日は大潮、海ではウミショウブが咲きました。
前の浜に様子を見に行ってきました。
おそらく相当な開花があったと思われるのですが、実は前の浜、ものすごくウミショウブが減っています。
まさに激減。
そのため、海面が一面、真っ白になるほどのことはありませんでした。
ウミショウブの群落が何面ものテニスコートのように広がっていた以前に比べ、この1年で、直径1m程の群落がポツポツという程度になっています。
ウミガメが食べてなくなっている、という説が巷では流れていますが、もっと違う理由あるように感じています。
雌花が群落の外側にあるものが多くあって、ポツンとしているのでよく目立ちました。
咲いたものは受粉できたようです。
6月16日にも海に行ってみました。
群落が失われた後には、新たな葉が伸びているのも見られたので、地下の根や茎までが消失したわけではなさそうです。
ただ、浅い場所の葉が黄色に変色しているのが見られました。
これからどうなっていくのか、見続けていく必要がありそうです。
こういう生き物にとっても、藻場は大切なすみかです。