朝、知人から電話がありました。
「鶏小屋にヤマネコが入っちゃった。見に来る?」
行きます行きます、登校前の子ども達も連れて。
鶏小屋の屋根裏に作ったウズラ部屋の奥に、ヤマネコはうずくまっていました。
頭を少し怪我しているようです。
住人の2羽のウズラはお亡くなりになっていましたが、別の部屋の10羽の烏骨鶏は無事でした。
子ども達は驚かさないよう、息を殺して覗いています。
鉄骨を溶接して作った、干立で一番立派な鶏小屋ですが、金網の隙間から入ったようです。
最近、祖納や干立の鶏小屋が襲われていましたが、下手人はこのネコかもしれません。
鶏小屋を襲うのは、高齢や病気・怪我などで弱った個体の場合が多いのですが、今回のネコはどうなのでしょうか?
鶏小屋に入ったおかげで、住民は間近でヤマネコを見ることができました。
でも、ヤマネコのためには最初の被害が起きた時点で、再発防止のために近隣住民の鶏小屋の点検等の普及啓発活動をすべきだったのでしょうね。
ヤマネコによって環境省と住民の接点ができたので、報告会でもやったらいいなあ。