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教育旅行プログラムメニュー

くまのみ自然学校の教育旅行プログラムは、山、川(マングローブ)、海、人の暮らし、文化、歴史、環境問題など多様なテーマを扱っています。これらは、自然が島嶼性生態系でギュギュッと多様な自然が詰まり、その自然に育まれた生活文化が豊かな西表島だからこそ伝わりやすいため、西表島で学ぶ意義が大きいテーマです。

下記の基本メニューをもとに、ご要望に応じてアレンジすることもできるので、お気軽にご連絡ください。

​教育旅行プログラム基本メニュー

2023年4月版
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マングローブトレッキング1〜マングローブ植物の謎を解く

陸と海という劇的な環境の変化を繰り返す河口域。ここは陸上で進化した植物たちには生育することのできない過酷な世界です。まず陸上植物の生態について知り、干潟環境を実際に調べます。そこから植物が河口域で生育するために必要な適応について推理してみます。それからフィールドに出て5種のマングローブを観察し、実際の進化の様子を確かめに行きましょう。小学生高学年以上

3時間

4〜20人

上限人数

所要時間

¥4,500

値段

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マングローブトレッキング2〜干潟に棲むカニを探そう

マングローブ干潟を代表する生きものといえばシオマネキです。シオマネキは片方のハサミだけが自分の体ほどに巨大化する特異な進化をしたカニ類で、西表島では8種が知られています。マングローブ周辺に見られる種の生態を観察し、どのように暮らしているかを調べてみましょう。後半は生息環境について調べ、複数の種がどのように棲み分けているかを解き明かします。

3時間

4〜20人

人数上限

所要時間

¥4,500

値段

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マングローブトレッキング3〜マングローブ干潟の環境と生物

平坦な干潟が広がる河口域は、遠くから眺めると均質で単調な景観に見えます。しかし、実際に降り立ってみると、実に多様な環境がモザイクのように組み合わさってできており、サンゴ礁に匹敵するほど生命が満ち溢れていることに気づきます。いろいろな環境を見て回り、そこではどのような生きものが棲んでいるのかを調べ、マングローブ生態系を解き明かしてみます。

3時間

4〜20人

上限人数

所要時間

¥4,500

値段

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森のトレッキング1〜亜熱帯の森へ行こう

亜熱帯の動植物と地形を楽しみながら遊歩道を登って展望台へ。比較的短いコースの森のトレッキングですが、山の上まで行くので達成感があります。ワークシートを使って遊び感覚で、亜熱帯の森の特徴をつかむことができます。

3時間

4〜14人

上限人数

所要時間

¥4,500

値段

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歴史の森トレッキング〜ウタラ炭鉱跡へゆく

日本で最も悲惨と言われる炭鉱の歴史があったウタラ炭鉱跡まで森をトレッキングします。ウタラ炭鉱は日本近代化産業遺産群に指定されていて、今もひっそりと森に佇んでいます。あまり地元でも知られていませんが、1800年代からの歴史(産業革命)とウタラ炭鉱には深い結びつきがありました。西表で日本史・世界史を学ぶことができます。小雨決行可能。

3時間

4〜14人

上限人数

所要時間

¥4,500

値段

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ジャングル・トレッキング〜聖地・カンビレーへ行こう

ネイチャーゲームで西表島の森の特徴を捉えながら、カンビレーの滝を目指してトレッキングします。浦内川遊覧船に30分ほど乗り到着した軍艦岩からトレッキングのスタート。お昼は滝を見ながらお弁当を食べられるでしょう。虫・爬虫類・鳥・哺乳類・植物など森のさまざまな生きものやその痕跡に出会うことができます。

7時間

4〜14人

上限人数

所要時間

¥8,500+船代

値段

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リーフ・トレッキング1〜サンゴ礁の不思議を見に行こう

干潮時にサンゴ礁原の生き物やサンゴを観察する。夏季限定

3時間

4〜10人

上限人数

所要時間

¥4,500

値段

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リーフトレッキング2〜海のゆりかご・藻場を見てみよう

干潮時にサンゴ礁原の生き物やサンゴを観察する。夏季限定

3時間

4〜14人

上限人数

所要時間

¥4,500

値段

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海岸漂着ゴミを調べてみよう

砂浜で実際に海岸漂着ゴミを拾い、分別し、ゴミの種類や量を調べます。すると、どこから、どうしてゴミがやってくるのかがわかります。また、自分たちの生活と漂着ゴミのつながりも見え、海岸漂着ゴミを減らすために自分たちにできることを考えます。海岸漂着ゴミは拾ってもまた流れてくるため、拾った時に浜がきれいになってよかったでは終わりません。問題の本質に迫り、問題解決を探ります。

3時間

4〜30人

上限人数

所要時間

¥4,500

値段

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集落散策〜人と自然の繋がりさがし

八重山の原風景が色濃く残る干立集落は、人と自然との共生の証ともいうべき暮らしの様子を見ることができます。干立集落を散歩して、人と自然とのかかわりを感じられることを探していきます。ビンゴゲームをアレンジしたワークシートを使ったグループワークなので、楽しみながら取り組めます。雨天可。

3時間

4〜30人

上限人数

所要時間

¥4,500

値段

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夜の自然観察

五感を研ぎ澄まして、夜の自然を観察します。普段は視覚でものをとらえることが多く、夜はあまり生きものに出会えません。ところが聴覚や味覚、臭覚などを働かせて身の回りを観察すると、生きものの存在だけでなく、自然の不思議や能力などにも気づくことができます。干立集落内を巡ります。

1.5時間

4〜20人

上限人数

所要時間

¥2,600

値段

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夜空を楽しもう

季節の星空と天体を楽しみます。日本の西南の端っこにある西表では、本州と見える星空がだいぶ違います。手軽なツールを使って夜空に浮かぶ天体の楽しみ方を知ります。

1.5時間

4〜14人

上限人数

所要時間

¥2,600

値段

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ホタルを楽しむ〜通年編

琉球列島はホタル王国で、西表島もほぼ一年を通じてホタルの発光が観察できます。ここでいくつかのホタルを観察すると、実は多くの日本人が勘違いしているホタルのイメージがきっと変わることでしょう。

1.5時間

4〜14人

上限人数

所要時間

¥2,600

値段

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ヤエヤマボタルの光を楽しむ

日本一美しいと言われるヤエヤマボタルの発光を観察します。期間限定(3月中旬〜5月上旬)。このホタルは決まった時間帯にわずかな時間だけ光ります。

1.5時間

4〜14人

上限人数

所要時間

¥2,600

値段

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草玩具を作ろう〜初級編

昔は、身近な草木を使って身の回りのさまざまな道具をつくっていました。そういったものを「民具」と呼んでいますが、民具作りの入門編となる草玩具を作ります。材料となる植物・アダンを採ってきて、簡単な草玩具の風車や熱帯魚を作り上げるまでの一連の行程を体験します。

2時間〜

4〜14人

上限人数

所要時間

¥3,800〜

値段

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草玩具を作ろう〜中級編

沖縄の伝統的な草玩具「指ハブ」作りに挑戦します。すでに採取して乾かしてある材料を使います。ハブの体を編み上げるのに指使いがなかなか難しく、それができるようになったときの達成感はひとしおです。小学生高学年以上。

3時間

4〜10人

上限人数

所要時間

¥4,500

値段

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生活道具を作ろう

昔から作られてきた藁で作る小さなほうき作りに挑戦します。民具の中では、比較的作るのが簡単です。西表島は元々、稲作の文化があり、数多くの神事は稲作と深くかかわりを持っています。民具を作りながら西表の歴史的なお話も聞くことができます。

3時間

4〜10人

上限人数

所要時間

¥4,500

値段

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レクチャープログラム(各種)

①マングローブ植物/②生命の楽園サンゴ礁とその現状/③島の暮らしが教えてくれること/④海ゴミのはなし/⑤西表島の自然環境/⑥日本人の知らないホタルの世界/⑦西表島にあった炭鉱の歴史

1.5時間

4〜30人

上限人数

所要時間

¥1,100

値段

※引率の人数により、参加者人数を増やせるプログラムがあります
※ねらいや実習とレクチャーの組合せなどご要望により、上記プログラムをアレンジして提供します

​教育旅行プログラムの実施事例

事例1

海岸漂着ゴミを調べてみよう

①私たちの暮らし編 ②世界編

海岸漂着ゴミは、拾ってもまたすぐに流れ着くので、拾えば問題が解決するわけではありません。海岸漂着ゴミを拾って調べると、さまざまなことがわかります。何が、なぜゴミとなってしまっているかを考えることで、自分の暮らしとのかかわりや問題解決のためにできることに気づきます。
海岸漂着ゴミを身近な問題と捉えて自分のできることを探す①「私たちの暮らし編」と、漂着ゴミがどこからやってくるのかを知る②「世界編」の2つのテーマがあります。レクチャーとセットにすることができます。ワークシート付き。
【所要時間】90分〜3時間
【定員】4〜30人
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まずは海岸漂着ゴミの回収作業。1mあたりのゴミの量がわかるよう範囲を決め、データをとるために拾います。
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回収したゴミを分別して調べます。テーマによってその内容が変わります。
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調べた内容を分析し考察します。話し合いの中で、解決策や自分たちの暮らしの改善点などが見えてきます。
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事例2

マングローブ・トレッキング

①植物編 ②生き物編

西表島のマングローブは、種類、規模ともに日本最大です。潮の満ち引きが劇的に繰り返される河口域に広がる森を、さまざまな切り口で観察します。

 

①驚異の植物・マングローブの謎を解く 〜植物の観察〜

植物とはどんな生き物かがわかると、断然マングローブは面白くなります。講義で陸上植物のおさらいとマングローブ域の環境を学んでから、フィールドに出かけます。ワークシートを使い、いろいろなヒントを手がかりに、5種のマングローブを探し出しましょう。

②生命の楽園・マングローブの謎を説く 〜生き物の観察〜

熱帯・亜熱帯の河口域には独特な自然景観が見られます。干潮時には広大なマングローブ林と干潟が広がり、サンゴ礁と並んで「生命の楽園」と称されるほど多くの生命が息づいています。多種多様な生物たち息づく秘密を、ワークシートを用いた生態観察から解き明かしていきます。

【所要時間】3時間
【定員】4〜20人
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干潟にある樹々の中から、5種類のマングローブを探し出します。陸上植物とマングローブ植物の違いに着目することで見つけ出すことができます。
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有名なシオマネキ類もたくさんいますが、行けば見られるという生き物ではありません。
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